豪州とインドネシアは、東ジャワで共同演習「ケリス・ウーメラ26」を開始した。海上、航空、地上部隊が参加し、日程は10月12日から20日まで。豪州は今年、国外で行う最大の統合訓練活動と位置付けている。
10月13日の豪国防省発表によると、開幕式はバニュワンギで行われた。発表された参加規模は、豪国防軍が約1,000人、インドネシア国軍(TNI)が1,235人。これは豪州側の発表値であり、独立して照合された最終参加人数ではない。
演習に集まった戦力
豪州は水陸両用部隊をHMASチョールズに乗艦させ、HMASパースとHMASスタルワートも派遣した。投入装備として、C-130Jハーキュリーズ輸送機、PC-21航空機、M777榴弾砲、高機動ロケット砲システムHIMARSも挙げている。
この組み合わせには、単に部隊を同じ場所に集める以上の目的がある。海を越えて部隊を移動させ、航空機や地上部隊と連携させ、補給を維持するには、国同士だけでなく軍種間でも調整が必要になる。
水陸両用艦と哨戒機や戦闘機では役割が異なる。火砲の参加には、それぞれの要員、通信、支援も必要だ。演習計画への記載は、訓練に利用する戦力を示す。各装備がすでに射撃を終えたことを証明するわけではない。
艦艇が集まっていることと、特定の任務のために組織された部隊であることの違いは、Military Ledgerの海軍任務部隊の解説で扱っている。
訓練計画の成果はこれから
豪国防省によると、計画には東ジャワでの上陸訓練、インドネシアの演習場での実弾射撃、両海軍の海上連携が含まれる。後続の発表で終了が確認されるまでは、いずれも予定された活動として扱う必要がある。
初回のケリス・ウーメラは2024年に行われた。豪州は今回の協力を、2024年の防衛協力協定を含むインドネシアとの広範な安全保障関係の中に位置付けている。
共同訓練は、手順や連携上の実務的な違いを浮かび上がらせる。ただし、両軍が互いに代替可能になるわけではなく、開幕式から演習終了時の即応態勢を判断することもできない。部隊名や人数だけでは、その戦力の一部しか分からないのも同じ理由だ。
今回、次に重要となるのは、実際に実施した訓練項目、参加した能力、両軍が公表する教訓の記録である。それまでは、大規模な二国間訓練が始まったことが明確な進展であり、難度の高い活動の成果は今後の評価を待つ。